一面の花風景は、色鮮やかで心癒される。
チューリップや秋桜のように色とりどりの花が一面に広がる風景は幻想的な美しさがあるが、一色に染まる花風景からは壮大な広がりを感じる。中でもひとつひとつの花が大きく、太陽に向かって咲くひまわりが一面に広がる花風景は、他の花とは違った力強さがあり圧巻だ。夏好きとしては、夏が来れば必ず一度はその風景を目にしておきたい。そんなわけで、今年は見ごろを迎えた時期に2箇所のひまわり畑を訪れた。
最初の3枚は兵庫県の小野市立ひまわりの丘公園。約80,000平方メートルの広さを誇る多目的公園に38万本のひまわりが咲き誇る。小野市の市花にもなっているだけあり、その花風景はまさに圧巻。美しさに目を奪われ、炎天下の中でも歩き回ってしまうほどの魅力だ。
次の3枚は滋賀県の守山第一なぎさ公園。冬には早咲きの菜の花(カンザキハナナ)が雪の比良山を背景に咲き誇るのでも有名な場所。こちらはやや機を逸していたようだが、それでも太陽に向かって咲く花の姿は力強く美しい。
来年の夏も、きっとまたこの風景を探し求めることだろう。
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